大切な人に 甘い思い チョコ店にぎわう


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宝石箱のように並んだバレンタインデーのチョコレートを選ぶ女性客ら=13日、宜野湾市大山のファッションキャンディ宜野湾本店(具志堅千恵子撮影)

 きょうはバレンタインデー。県内の菓子店やデパートはチョコレートを買い求める人たちでにぎわっている。宜野湾市大山のスイーツ専門店「ファッションキャンディ」の本店では、県産フルーツや泡盛を使ったさまざまな種類を用意。13日は女性客が多く訪れ、家族や大切な人への贈り物を選んでいた。

 県内全46酒造所の泡盛をチョコレートに詰めた「泡盛BONBONショコラ」がずらりと並んだショーケース。宜野湾市の会社員折田花恵さん(43)は、2歳の三男康世ちゃんと一緒に興味深そうにのぞき込んでいた。「こんなにたくさんの種類があるとは知らなかった。父が泡盛好きなので、いつも飲んでいる銘柄のものをあげようかな」と声を弾ませた。

 家族を中心に贈るという沖縄市のアルバイト松田まこさん(31)は「仕事の後に食べて、疲れを癒やしてほしい」と言い、商品を手に頭を悩ませていた。