“恋した1冊”紹介 沖縄県立図書館×ROK バレンタインデーで特別展


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
バレンタインデー特別展「私が恋したこの1冊」をPRするラジオ沖縄アナウンサーの竹中知華さん(右)と県立図書館の垣花昭彦副参事=那覇市の県立図書館

 14日はバレンタインデー。“恋した1冊”と過ごすのはいかが-。那覇市の県立図書館では、ラジオ沖縄のパーソナリティーなどが心を動かされた1冊を紹介するバレンタインデー特別展「私が恋したこの1冊」を開催している。19日まで。(28面に関連)

 特別展では、ラジオ沖縄のアナウンサーやパーソナリティー21人が選んだ約30冊を展示。本に恋した思いを伝えるコメントと共にパネルで紹介している。展示コーナーではラジオ沖縄の放送も聞くことができる。

 8日、ラジオ沖縄アナウンサーの竹中知華さんが同館を訪れ、紹介パネルにサインを書き入れて特別展をPRした。

 ドラマ化された小説が好きという竹中さんは、東野圭吾さんの「白夜行」を紹介。「一文字も読み落とせないくらいにドキドキした本。夜に読み始めたら続きが気になりすぎて、眠れないくらいに恋した1冊です」と語った。

 竹中さんが訪れたタイミングで来館していたリスナーのラジオネーム27(トゥーナー)さんは、竹中さん紹介の「白夜行」と宮田隆太郎さんが紹介する大藪春彦さんの「汚れた英雄」を手に取り「ラジオが好きなので皆さんが影響を受けた本に興味を持った」と話した。

 同館の垣花昭彦副参事は「本を片手にラジオも聞いて楽しんでほしい」と来館を呼び掛けた。(中川廣江通信員)