沖縄県議会の米軍基地関係特別委員会は15日午前、委員会を開き、米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイがエンジン吸気口を落下させた事故に抗議する意見書と抗議決議を本会議に上程することを全会一致で可決した。
21日の本会議でも、全会一致で可決する公算。県内外の関係機関を訪ね、直接文書を手交する予定だ。
抗議決議は(1)今回の落下事故の原因究明(2)普天間飛行場の即時運用停止(3)米軍へ国内法の適用除外を認めている航空法特例の撤廃(4)在沖海兵隊の早期国外・県外移転―を求めている。【琉球新報電子版】