【沖縄】沖縄市は16日、コザ運動公園内に建設していた屋根付きの運動広場「沖縄市グリーンフィールド」の落成式典を開いた。延べ床面積は旧屋内練習場の約4倍。市民の健康増進や競技力向上のほか、市内でキャンプを張るプロ野球広島東洋カープも練習で使用する。
総事業費は約17億5千万円で、防衛施設周辺民生安定施設整備事業補助金(補助率3分の2)を活用する。延べ床面積は4165平方メートルで、運動場所は人工芝、周回路、ウオーミングアップの3エリアに分けられる。用途は野球練習、保育園の運動会、フットサル、エイサー練習などで使われる。
テープカットには桑江朝千夫市長のほか、狩俣智教育長、広島東洋カープの緒方孝市監督、中嶋浩一郎沖縄防衛局長らが出席した。桑江市長は「市内のスポーツ振興や青少年の健全育成に向け、親しまれる施設になることを願う」と述べた。
式典後にはコザしんきんスタジアムでカープの歓迎式が開かれ、緒方監督が「今季も激しい戦いになると思うが、チーム一丸で戦っていく。温かい声援をよろしくお願いしたい」とあいさつした。