協力して自然探検 東村アドベンチャーラリー


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号砲の合図で元気よくスタートする人たち=24日午前、東村村営体育館前(新里圭蔵撮影)

 【東】沖縄県東村の山や川、海の自然の中を、チーム対抗でカヤックやサバニ、トレッキングなどの探検レースをする「第5回やんばる東村アドベンチャーラリー」(同実行委員会主催、琉球新報社共催)が24日、東村村営体育館前広場を主会場に開かれた。県内外から85チーム計267人が参加し、仲間や家族で息を合わせてゴールを目指した。

 携帯電話やスマートフォンのGPS(衛星利用測位システム)検索などの使用は禁止され、与えられた地図のみで東村内を巡る。参加者は村内各地にちりばめられたチェックポイントを探しながら回った。

 18カ所を巡り速さとポイント、クイズの正解率などを競うチャレンジクラスには16チーム41人、10カ所を巡るフレンドシップクラスには家族連れなど69チーム226人が出場した。

 チャレンジクラスで一番速くゴールしたTeam長州大会の井上桂さん(46)=山口県=は「いろんな所で面白みがあって楽しめた。道のない所を突っ切って行った」と述べた。総合ポイントを換算した優勝は、13カ所を巡ったねおすちーむ(久場秀生、徳里豪隼、中尾嘉弥)だった。