激しいプレー 会場魅了 3人制バスケ県内プロチーム トライアウト開催


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
相手選手をかわし、ゴールを狙う諸見里ブラザーズの選手=23日、沖縄市のミュージックタウン音市場

 3人制バスケットボールの国内最高峰リーグ「3×3 PREMIER.EXE」の、県内を拠点にするプロチーム「OKINAWA72.EXE」のトライアウトを兼ねた大会が23日、沖縄市のミュージックタウン音市場で開催された。

 3人制は2020年の東京五輪の正式種目。ガレッジセール・ゴリがオーナーを務める「OKINAWA―」は2017年にリーグに参戦し、新規参入したチームで唯一のプレーオフに進出した。

 ボール保持から12秒以内に攻撃しないといけない3人制独自のルールが、攻守を激しく入れ替えさせる。米軍基地内のチームを相手に、日本チームは体格差をものともしない激しいコンタクトをみせた。

 別の試合では、緩急のあるドライブで相手3人を抜いたり、ボールの軌道が見えるような的確なシュートが決まったりすると、一気に盛り上がった。響き渡るアップテンポな音楽も、選手と客のテンションを上げていた。

 同様のトライアウトは過去に2回行われ、6月から開始予定の新シーズンのメンバーは4月の沖縄国際映画祭で発表される。

 「OKINAWA―」のファンティン・ブランドン主将は「昨季の成績を超えるためにいい選手でシーズンに挑みたい」と意気込んだ。