多彩な沖縄そば堪能 こどもの国フェスに8店 わんこそば大会も


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沖縄そばをおいしそうに頬張る家族=2月25日、沖縄市の沖縄こどもの国

 【沖縄】沖縄こどもの国は2月25日、園内にある水とみどりの広場で「沖縄そばふぇすてぃばる」を開いた。開催は2回目。会場には県内各地の個性あふれる8店舗が出店したほか、沖縄そばを使ったわんこそば大会や麺作り体験など多彩な催しがあり、多くの家族連れでにぎわった。

 出店者はヤギ牧場を持つ「やぎとそば 太陽」や辛みそ味など独特な一杯を作る「金月そば」など。昆布、カツオ、豚のだしが効いた「新垣そば」を堪能した宮平有規さん(27)=那覇市=は「普段から沖縄そばは好き。新垣そばはカツオだしが効いていておいしい」と満足げ。

 わんこそば大会では小学生までの子どもの部に30人、大人の部には20人が参加した。決勝で2分間に18杯をたいらげた諸見小6年の島袋琉夢君(12)が子どもの部を制した。一方、大人の部は決勝で36杯を食べた住田泰誠さんが優勝を飾った。

 高校生による創作沖縄そば王決定戦では、7種の島野菜を使った個性あふれる一杯を考案した中部農林高校食品科学科が2連覇を果たした。同科2年の上江洲凜さん(17)は「お客さんの生の声が聞け、いろいろなことが勉強になる」と手応えを語った。