辺野古で130人座り込み 工事用車両118台搬入


この記事を書いた人 志良堂 仁
工事用資材を搬入する車両に中止を訴える座り込み参加者ら=8日午前9時半ごろ、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古での新基地建設で、反対する市民ら約130人は8日朝から工事用車両が出入りする米軍キャンプ・シュワブのゲート前で座り込んだ。午前9時ごろから県警の機動隊が座り込む人々を強制的に移動させ、石材や木材を載せたダンプやミキサー車など118台が入った。

工事に反対して座り込む人々を移動させようとする県警の機動隊=8日午前9時ごろ、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 座り込み参加者は「美ら海を守れ」「違法な工事はただちにやめろ」などと声を上げて工事の中止を訴えた。
 海上での抗議行動は天候が悪いため、実施されなかった。【琉球新報電子版】