第36回新報蘭フェスティバル(主催・琉球新報社、特別協賛・沖縄銀行、特別協力・メイクマン)が8日、浦添市城間のメイクマン浦添本店で開幕した。11日まで。金賞などの入賞作品17点を含め、県内の愛好家52人が丹精込めて栽培したカトレアやデンドロビウム、コチョウランなど215点のランを展示している。
8日午前、同店でオープニングセレモニーが行われた。主催者を代表し、琉球新報社の糸数淳常務は「どれも素晴らしい作品。色鮮やかなランを楽しんでほしい」とあいさつ。喜納昌久審査委員長は「215点の出品は今までで一番多い」と喜び、来場を呼び掛けた。
来場者は、紫や赤、黄など多彩な色や香りのランを鑑賞していた。金賞(琉球新報社長賞)を受賞し、テープカットにも参加した福地恒夫さん(80)=那覇市=は「それぞれの花に色、形など表情がある。じっくりご覧になってほしい」と語った。【琉球新報電子版】