ヤフーと地方紙、新たな連携の可能性を報告 沖縄戦、基地問題の動画制作、琉球新報・玉城記者が報告


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取り組みについて紹介した琉球新報経営戦略局Rプロジェクトチームの玉城江梨子記者(右)とヤフーの宮本聖二さん

 【東京】インターネット大手のヤフーニュースに記事を提供している媒体が一堂に会し、情報交換をする会議が7日、東京都のザ・プリンスパークタワー東京で行われた。

 昨年6月、ヤフーと共同で沖縄戦をテーマにした動画コンテンツを制作した琉球新報経営戦略局Rプロジェクトチームの玉城江梨子記者が、ネットメディアと地方紙の連携による新たな取り組みの可能性をアピールした。

 玉城記者は「今まで届かなかった層に本紙のニュースを届けることができた。一方的な記事配信だけでなく、共同で制作した良質なニュースをネット上に広げる新しい連携の形がつくれた」と成果を強調した。

 ヤフーの宮本聖二さんは「沖縄の基地問題は日本全体の問題だと全国の人に考えてほしかった。地方紙と連携することで各地の問題や新たな取り組みを全国に広く届けることができる」と話した。