オキナワ第一日ボ学校の入園式・入学式が2月5日、オキナワ移住地第一地域公民館で開かれた。今年の新入園児は13人、新1年生は9人。真新しい紺色の制服に身を包んだ新入生は保護者や上級生の手拍子で迎えられ、緊張した面持ちで式典に臨んでいた=写真。期待に胸を躍らせながら、新生活のスタートを切った。
新1年生のクエリャルりゅうせい君(5)は「日本語や体育の勉強が楽しみ」と楽しげに笑顔で話した。
りゅうせい君の母、クエリャル奈美さん(25)は「日本語を覚えて話せるようになってほしい」と話した。
オキナワ第一日ボ学校の井上久美校長は「お兄さん、お姉さん、お友達と仲良くして、分からないことは聞いてほしい。在校生は、自分の目標を持ってどんなことにも挑戦してほしい」と激励した。
オキナワ第一日ボ学校は、1987年に設立。午前はスペイン語、午後は日本語で授業が行われ、三線やエイサーの授業もある。(玉元三奈美通信員)