17日から浦添市美術館で開幕する琉球新報本社ビル落成記念事業「ミュシャ展-アール・ヌーヴォーの華-」(琉球新報社主催)の美術館関係者向け内覧会が16日、浦添市美術館で開かれた。
チェコで生まれフランス、アメリカ、チェコで活躍したアルフォンス・ミュシャ(1860~1939)の代表作「ジスモンダ」などの絵画やポストカードなど400点が一堂に会する。県内開催は25年ぶり。
今回の美術展に多数のコレクションを提供した収集家の尾形寿行さん(68)=静岡県=は作品の背景などを関係者に説明。「挿絵やポスターだけでなく、紙幣や建物デザインなども手掛けるなど幅広い活動を展開したミュシャの魅力を感じてほしい」と多くの来場を呼び掛けた。
同展は5月6日まで。観覧料は一般1200円、高・大学生は千円、小・中学生は600円。問い合わせは琉球新報社営業局(電話)098(865)5200。