社会

嘉手納騒音苦情最多 相次ぐ外来機飛来 周辺3市町

 【中部】米軍嘉手納基地がある嘉手納町、沖縄市、北谷町に寄せられた2017年度の米軍機騒音に対する苦情件数が、3市町とも既に過去最多になっていることが16日分かった。最も件数が多い嘉手納町では、今月14日時点で前年度比5・1倍の844件に上り、住民生活に深刻な影響を与えている。F35A戦闘機やFA18戦闘攻撃機が暫定配備されるなど、相次ぐ外来機の飛来が騒音の主な要因となっている。

 嘉手納町が統計を取り始めたのは1991年度。これまでは同じく外来機の飛来が多かった2015年度の267件が最多だったが、17年度はその3・2倍に跳ね上がっている。嘉手納町屋良や水釜を中心に「音がうるさくて仕事が手につかない」「眠れない」などの声が寄せられている。排ガスなど騒音以外も含めた苦情件数は1010件に上る。

 沖縄市には2月末時点で210件の苦情が寄せられている。昨年度は米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイによる騒音で東部地域からの苦情が多く、記録が残る07年度以降で最多の206件を記録したが、本年度はその数字を既に上回った。

 北谷町には今月15日時点で既に前年度の2倍となる104件が寄せられた。11年度に記録を取り始め、これまでは15年度の59件が最多だった。



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