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家系図制作を手掛けるGajumo(玉元三奈美代表)は16日までに、個人史や祖先の墓の場所を書き込み、写真の管理などをする家系図ウェブアプリGajumo(ガジュモ)のサービスを開始した。日本語、スペイン語、英語、ポルトガル語の4カ国語に対応している。今後はハワイやペルー、ブラジルなどにも利用者を広げる予定で、玉元代表は「県民や世界の県系人一人一人の歴史を過去から未来へつないでほしい」と期待している。
玉元代表は世界若者ウチナーンチュ大会の実行委員長を7年間務めた。海外の若い県系人が家系図を残そうと取り組む様子を見て、日本語の家系図が読めない、手書きで保存性がないなどの課題を感じていた。家系図制作を手掛ける会社を立ち上げ、最初のサービスとしてガジュモを制作した。
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ガジュモは家族、親族がいる場所を世界地図で表示でき、質問に答える形で個人史も書き込める。幼い頃の写真や絵などをデータで保存する機能も備える。タンカーユーエー(満1歳の誕生祝い)やトゥシビーなど沖縄独特の行事について、意味や進め方も紹介している。
玉元代表は「今はおじいちゃん、おばあちゃんが生きていて分かることも、亡くなると分からなくなる。記録しておくと10年、20年後に価値あるものになる」と語った。
利用料は月額5ドル。利用はhttps://gajumo.net/