報告会で新たな商品やサービスによる事業展開を発表する企業の代表ら=20日、那覇市の沖縄産業支援センター

 沖縄県産業振興公社は20日、2017年度OKINAWA型産業応援ファンド事業成果報告会を那覇市の沖縄産業支援センターで開いた。事業化促進の支援を受けた県内企業11社が新たな商品・サービスによる事業展開を発表した。

 地域資源活用支援事業を活用したカレー専門店のあじとや(北谷町)は、業務用の「沖縄の黒糖咖喱(カレー)」のレシピを開発し、県内外へのプロモーションを実施した。ディレクターの永井義人さんは「われわれの商品をベースに、県産野菜や県産和牛を取り入れた黒糖カレーがプロデュースされてくると楽しい。黒糖カレーを沖縄の食ブランドのプラットホームにしたい」と述べた。

 15年度の採択から、沖縄デザインのゴルフブランド「Tee―chi」の開発と県外販路開拓に取り組んできたキューカンパニー(那覇市)の駒木根澄子社長は「海外も見据えた市場の拡大を目指す」と今後の目標を語った。

 OKINAWA型産業応援ファンドは健康産業やバイオ、観光分野など、県内中小企業による沖縄の地域資源を活用した新製品の開発や新規事業を支援する目的で2008年から始まった。今回で10年間にわたる事業の最終年度を迎えた。