4世代で「いぬ年」 志良堂さん家族6人 沖縄・宜野湾


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4世代でいぬ年となった志良堂敏子さん(前列左)と玉城琥頑ちゃん(同中央)、夢乃さん(同右)、伊波紫さん(後列右)。夢乃さんの長女の苺華ちゃんは申年=2月、宜野湾市

 【宜野湾】宜野湾市内で学校制服を仕立てている志良堂敏子さん(71)を筆頭に、娘、孫と3世代続いて戌(いぬ)年だった家族に、新しい戌年のひ孫が加わった。孫の玉城夢乃さん(23)がこのほど長男の琥頑(こうが)ちゃんを出産。4世代目のいぬ年となった。琥頑ちゃんが退院するときには、実家からいなくなっていた愛犬マリーも戻ってきた。志良堂さんは「偶然の偶然。犬のようにわんわんわんわん、明るくてにぎやかな家庭だよ」と笑顔を見せた。

 戌年が4世代続いていることを気にしていなかったという志良堂さんだが、美容師をしている娘の伊波紫さん(47)=2世代目=がお客さんから「珍しいよ」と指摘されて、気付いたという。

 伊波さんの夫の徳雄さん(47)も、夢乃さんの双子の姉妹の萌乃さん(23)も戌年だ。

 戌年“3世代目”の玉城さんは琥頑ちゃんを見つめ、「優しくて頼りになる人になってほしい」と目を細める。ひ孫まで続いた戌年。志良堂さんは「5代続くよう、96歳まで生きないといけない」と話し、琥頑ちゃんの成長を祈願した。