【八重山】全国に先駆けて夏の訪れを宣言する「日本最南端!八重山の海開き2018」(八重山ビジターズビューロー主催)が21日、石垣市のマエサトビーチで行われ、訪れた市民らが一足早い夏を満喫した。
市立平真小学校の児童が午前9時30分ごろに海開きを宣言。集まった子どもたちはテープカットと同時に海に駆け出し、水しぶきを上げて海に飛び込んだ。
石垣島気象台によると21日午前10時現在の石垣市の気温は平年を下回る18・6度で、肌寒さが残る天候となった。海に飛び込んだ子どもたちも「寒い、寒い」と、時折体を震わせたが、しばらくすると水を掛け合ったり、潜ったりして久しぶりの海を楽しんだ。
友達と一緒に訪れた新川小5年の幸喜瑛斗君(11)は「こんなに早く海に入るのは初めてで少し寒かったけれど、楽しく遊べた。もっと海に遊びに行きたい」と笑顔を見せた。
会場には延べ千人(主催者発表)の市民や観光客が訪れ、ミニライブやお笑いライブなども楽しんだ。
「八重山の海開き」は石垣市、竹富町、与那国町の持ち回りで開催されており、来年は与那国町で行われる。