琉球芸能の次世代育成を図る第2回おきなわ伝統芸能「若衆芸術祭」(琉球新報社、沖縄芸能連盟主催)の表彰式が28日、那覇市久米の県青年会館で開かれた。県知事賞、県教育長賞、若衆大賞、選考委員長賞、若衆優秀賞に選ばれた児童生徒に表彰状が手渡された。
受賞者は喜びをかみしめ、芸の道でのさらなる飛躍を誓った。
音楽部門の県知事賞を受賞した新嵩凛花さん(豊見城小5年)は「先生方に感謝の気持ちでいっぱいです。将来は、海外で沖縄の伝統芸能を広められるよう頑張りたい」と笑顔で語った。
沖縄芸能連盟の安里ヒロ子会長は「稽古を重ねた子どもたちの成長が見られる舞台だった。今後も伝統芸能への情熱を持ち続けられるよう応援したい」とあいさつした。
同芸術祭は2月3日から12日まで、浦添市の国立劇場おきなわで開かれた。