KBC未来春季初優勝 興南に1-0高校野球


この記事を書いた人 琉球新報社
初優勝し、笑顔でベンチに戻るKBC未来のナインら=3日、北谷公園野球場(具志堅千恵子撮影)

 高校野球の第65回県春季大会(県高野連主催、琉球新報社共催)の最終日(第10日)は3日、北谷公園野球場で決勝を行い、KBC未来が1-0で興南を制し、初優勝した。KBC未来の硬式野球部は創部4年目。2016年秋の県1年生中央大会で優勝し、現チームの主力となっている。KBC未来は21~26日に福岡県で開催される第142回九州地区高校大会に出場する。

 KBC未来は四回2死一、三塁の場面で走者2人がディレードスチールを成功させ、先制点を奪った。

 中盤以降は興南が三塁まで再三走者を進めるなど好機をつくったが、KBCは挟殺などでピンチを切り抜けた。KBCの先発宜保翔は独特のフォームと的を絞らせない配球で興南打線を打ち取った。

 3位決定戦はコザが沖縄尚学に10-8で競り勝った。