県地域保健課は8日、新たに2人の麻疹(はしか)感染を確認したと発表した。3月下旬に県内では4年ぶりにはしか患者が確認されて以降、患者は計33人となった。
新たに確認されたのはいずれも宜野湾市に住む3歳の女児と小学生男児。
県によると、3月下旬に4年ぶりの患者が判明して以降、はしかの可能性がある84人を検査し、このうち33人がはしかと診断された。
7日は、12人を検査し、このうち2人がはしかであることが確認された。
感染が広がっていることから、県は今後、国内外の観光客に対する啓発文書を観光施設などに置き、注意を呼び掛けていく。【琉球新報電子版】