小中学校で始業式 中城では15人学級スタート


この記事を書いた人 Avatar photo 宮城 久緒
「どんな先生かな」。着任式で、新しく赴任した先生の入場を見守る児童ら=9日午前、中城村津覇の津覇小学校

 沖縄県内の多くの小中学校で9日午前、新学年の始業式が行われた。中城村の中城、津覇両小では、学力向上などを目的に、空き教室を利用した15人学級が1~3年生で導入され、2、3年生で少人数のクラスメートによる新しい学校生活が始まった。1年生は11日に入学式が行われる。

 津覇小(田﨑明美校長、児童数241人)では午前8時半ごろから、赴任した教諭らを迎える着任式が体育館で行われ、15人学級の開始で配置された教員を含め、新任の教職員14人を拍手で迎えた。

 同小低学年の新年度のクラス数は1年生が2学級、2、3年が3学級。2、3年生は前学年より1学級増で、1クラスの児童数は12~14人となっている。【琉球新報電子版】