比嘉大吾、世界王座剥奪 試合は15日朝、再計量で判断


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1回目の計量で900グラムオーバーし、所属ジムの具志堅用高会長に声をかけられる比嘉大吾(左)=14日午後1時7分、東京都内のホテル(大城直也撮影)

 世界ボクシング評議会(WBC)フライ級王者の比嘉大吾(22)=浦添市出身、宮古工業高出、白井・具志堅ジム=が14日に行われた世界戦の前日計量で制限体重をパスできず、王座を剥奪された。

 15日に予定されていた同級2位クリストファー・ロサレス(ニカラグア)との試合を行うかどうかは15日午前8時に行う比嘉の再計量で判断する。

 比嘉が15日の計量で55・3キロを上回っていたら試合は行われない。14日に行われた比嘉の計量では51・7キロだった。

 比嘉は14日午後1時10分、東京都内で行われた計量でリミット(50・8キロ)を900グラムオーバーした。

 2時間以内の再計量となっていたが、比嘉側がクリアできないと判断した。【琉球新報電子版】