比嘉大吾、TKO負け 減量失敗、豪腕潜める


この記事を書いた人 Avatar photo 宮里 努
9回、レフェリーが試合を止めてTKO負けとなった比嘉大吾(手前)=15日、横浜アリーナ(大城直也撮影)

 14日の前日計量をパスできず、体重超過のため世界ボクシング評議会(WBC)フライ級王者を剥奪された前王者、比嘉大吾(22)=浦添市出身、宮古工業高出、白井・具志堅スポーツ=と、王座獲得を目指す挑戦者、クリストファー・ロサレス(23)=ニカラグア=の12回戦が15日、神奈川県の横浜アリーナで行われ、比嘉は9回1分14秒TKOで敗れた。

 セコンドが棄権を申し入れた。試合後、具志堅用高会長は、17日に表彰式が予定されている比嘉と自身の県民栄誉賞について「もらってもおかしいと思う。県民も辞退した方がよいと思っているだろう」とコメントした。