【ペルー】新旧留学生4人激励 「学業励み社会に飛躍を」


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県費留学生の激励会に参加したマリア・ルイサ・コハツ会長(前列中央)と県費留学生ら=3月31日、ペルー県人会館の西銘順治大ホール

 ペルー沖縄県人会(マリア・ルイサ・コハツ会長)は3月31日、県人会館西銘順治大ホールで、県費留学生4人に対する激励会を開いた。

 県費留学生担当のメラニィ・ナカマさんが、帰国したばかりの17年度留学生と沖縄に出発する18年度留学生の計4人を紹介した。コハツ会長はあいさつで「1年間の留学生活を終えた2人には留学先で学んだ豊富な知識を生かし、県人社会で活躍してほしい。留学生として行かれる人は目標を持って一生懸命勉学に励んでほしい」と激励した。

 17年度留学生として沖縄国際大学で日本語を学んだ県系4世のグレイス・イサさん=北中城村系=は帰国後、県人会活動に積極的に参加している。

 もう一人の留学生のウェンデイ・コハツさん=県系4世、西原町系=は県立芸大で琉球古典音楽の組踊を勉強した。

 一方、18年度留学生は、沖縄国際大学で日本語を勉強する県系4世のナミエ・ムラタさん=中城村系、県立芸大で紅型の研修に励む県系3世のソフィア・ヒガさん=名護市系=の2人。2人は今後、県費留学生として1年間、大学に通いながら県内で生活する。
 (赤嶺光弘通信員)