旧暦3月3日の18日、晴天の下、県内各地で「浜下り」が行われた。海岸沿いでは、子どもたちが潮干狩りなどを楽しんだ。
浦添市西洲付近の海岸でも、ガジマル保育園(那覇市銘苅、糸数由美子園長)の4、5歳児クラス約40人が、歓声を上げていた。海に入る前に、手やおでこに海水をつけて、健康を願った。
糸数園長は「元気にそだってほしいとの思いと浜下りという伝統行事を子どもたちに伝えようと毎年実施している」と話した。
浜下りは、奄美、沖縄地方に伝わる年間行事で、浜に出て海水に手足を浸して身を清め、健康を願う行事とされる。【琉球新報電子版】