七夕の夜に「星空保護区」の無人島で星まつり


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加屋真島での星まつり開催をPRする美ら花グループの親盛一功社長(右)と竹富町の西大舛高旬町長=16日、石垣市の南の美ら花ホテルミヤヒラ

 【竹富】竹富町・小浜島の北東にある無人島・加屋真島(嘉弥真島)で7月7日に「カヤマ島七夕星まつり」(同実行委員会主催)が開催される。石垣市の南の美ら花ホテルミヤヒラなどを運営する美ら花グループが催行する150人のツアー参加者限定のイベントで、「星空保護区」に日本で初めて認定された八重山の星空の魅力発信を図る。

 美ら花グループが創業65周年記念事業として実施する。加屋真島は同グループの加屋真島観光開発が竹富町から賃貸して管理しており、各種観光ツアーが行われている。レストハウスや水洗トイレなども整備されている。

 星まつりのツアーは7月7~8日に加屋真島に1泊2日する日程で、7日には夏川りみらが出演する星空ライブや講師の解説付きの星空観望会が行われる。

 実行委員長で美ら花グループの親盛一功社長は「電灯がなくても歩けるぐらいの星の美しさで、毎年開催していく予定だ。星空観光で付加価値のある商品を販売し、八重山観光の質を向上したい」と意気込んだ。

 実行委員会名誉会長の西大舛高旬町長は「(星空保護区に認定され)時宜を得た祭りだ。八重山全体の星の美しさを宣伝していきたい」と話した。

 ツアー料金は3万5千円。問い合わせは三和トラベル(電話)0980(82)6111。