「日本一早出し」　やんばるに響く「ずずっ」　大宜味で「新蕎麦まつり」　地元産５００食を振る舞う

　【大宜味】「日本一早出し」と銘打って新蕎麦（そば）まつりが２９日、大宜味村江洲公民館で開かれた。地元産の新そばを使った日本そばのかけそば５００食が販売された。家族連れらが訪れ、舌鼓を打った。

　そば祭りは収穫の時期にあたる３～４月に合わせて昨年から開いている。大宜味産のそばは粘りがあり、つなぎを使わなくても日本そばを打つことができるという。

　午前１０時前から、地元や県内各地から家族連れらが来場して、そば打ちの様子に見入ったり、かけそばを買い求めたりした。

　「ずずっ」と麺をすすったり、そばの香りを楽しんでいる様子だった。中城村から訪れた高崎幸季（しい）さん（７）は「麺の感触がおいしかった」と話していた。【琉球新報電子版】

※幸季（しい）さんの名字は文字両方とも旧字体の「高崎」です。