社会

沖縄バス、辺野古を迂回 連日の工事車両渋滞受け

新基地建設の工事車両による渋滞にはまる沖縄バスの路線バス=4月19日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 【辺野古問題取材班】沖縄県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前の国道329号で連日渋滞が発生していることを受け、沖縄バスは21日から月~金曜日の1日3回、南向けの第二世冨慶、二見入口、第二ゲイト、第二辺野古の四つのバス停に停車しないことを決めた。新基地建設が原因で、地元住民が公共交通機関を利用できなくなることになる。

 午前8時55分と11時30分、午後2時40分に名護バスターミナルを出発する77番線のバスは四つのバス停を通らずに迂回(うかい)運行する。迂回区間は許田~潟原(宜野座村松田)~辺野古間。

 シュワブへの工事車両の搬入は、工事が始まった当初は工事車両の搬入が数十台程度だったが、日に日に車両の台数は増加し渋滞の時間が長くなっている。現在、月曜から土曜日にかけて午前9時、正午、午後3時の3回、毎回約100台以上が連なっている。国道329号の北から南向けで渋滞が発生し、毎回30分は足止めされるのが現状だ。沖縄バスは「辺野古で30分足止めを食らうと他のバス停にも遅れが生じ影響が出る」とし、迂回を決めた。

 またゲート前では連日、工事車両の搬入を阻止しようと新基地建設に反対する人たちが座り込み、それを排除しようとする機動隊ともみ合いになり渋滞が発生している。