宮古島署は2日、宮古島市の40代の会社員男性が、計83万円相当の電子マネー「ネットライドキャッシュ」をだまし取られる特殊詐欺が発生したと発表した。県警は「ギフト券などの電子マネーを購入するよう指示し、番号を聞き出すのは詐欺だ。指示にすぐに従わずに、最寄りの警察署に相談してほしい」と注意を呼び掛けている。
県警によると、男性の携帯電話に「30万ポイントが当たりました。そのうちの10万ポイントを2億円で買い取ります」などのメールが届いた。男性が連絡すると、費用としてネットライドキャッシュを購入し、それを利用するための番号を通知することが求められた。
男性は4月7~25日までの間、少なくとも35回に渡って市内のコンビニで電子マネーを購入し、利用番号をメールで知らせた。