厚生労働省が4月に発表した全国の市区町村別平均寿命で、北中城村の女性が89・0歳で全国1位になったことを受け、「美寿(ミス)きたなかぐすく」の3人が15日、県庁を訪れた。調査は5年に1度行われ、3回連続同村の女性が日本一。80歳を超える“ミス”3人が、謝花喜一郎副知事に健康長寿の秘訣を語った。
沖縄県庁を訪れたのは、美寿がんじゅうの安里初惠さん(80)、美寿さらばんじの比嘉トヨさん(85)、美寿ちむぢゅらさの宮城ヒデさん(80)。安オレンジ色のコスチュームに身を包み、「村特産のアーサを食べているから健康だと思う」「体操や手芸、ゲートボール、グランドゴルフ。やるべきことはほとんどやっている」などと話した。
謝花副知事は「3回連続1位は驚くべきことで、敬意を表する。北中城村にあやかりながら県全体を引き上げていきたい」と述べた。