【北中城】北中城村文化協会陶芸部に所属する70代の6人による「420歳青春陶芸展」が14日、北中城村役場第2庁舎1階ロビーで始まった。18日まで。シーサーや器などの個性あふれる作品約100点が並んでいる。クラブのメンバーで、昨年11月に亡くなった辺土名寿男さん(享年77)の遺作も展示している。
陶芸展は6年前から毎年開いている。出展している安里幸男さん(77)、新垣秀昭さん(76)、糸村昌祐さん(75)、外間裕さん(75)、花崎為継さん(74)の5人と辺土名さんの年齢を合わせると420歳を超えることから、展示会の名を付けた。毎週2回、陶芸部に通い腕を磨いている。
辺土名さんは入院中も陶芸に励んでいたといい、安里さんは「あの世に行くまで青春と気付かされた」と語った。
安里さんは「向上心を持って陶芸を続けている姿を展示から感じてほしい。老若男女多くの人に足を運んでほしい」と呼び掛けた。展示は午前8時半~午後5時。問い合わせは420歳陶芸クラブ