19日来県した菅義偉官房長官は、那覇市のANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービューで自民党県連幹部と秋の知事選について意見交換した。終了後、記者団の取材に応じた翁長政俊会長代行は菅氏から「『自民、公明、維新、そして多くの県民が賛同する候補者が出来上がればいい』と言われた」と語った。県連は翌20日に3回目の選考委員会を開く予定で、幹事会で進めている候補者選考作業の進捗(しんちょく)状況などが報告される。

 県連幹部によると、選考委員会には市町村長や国会議員、企業経営者など自薦他薦合わせて十数人の氏名が上がっている。県連幹部が4月下旬からリストに上がった候補者に直接出馬の意思を確認している。

 選考作業の進捗について翁長氏は「候補者を絞り込んでいない。絞り込み作業についての話し合いは20日の選考委員会でやる。6月初旬をめどになるべく早めに選考し、ちゃんとした候補者をつくり上げたい」と語った。懇談会には県連側から、翁長氏の他に照屋守之、中川京貴、仲田弘毅副会長、島袋大幹事長の計5人が出席。国場幸之助会長は入院中のため欠席した。

 また、菅氏は同日夕、那覇市のザ・ナハテラスで県内経済界の代表らと意見交換した。翁長政俊自民党県連会長代行によると、菅氏から「県から北部に経済特区を設ける要望があれば、組み立てられる」との説明があったという。経済界側から税制改正を見据えて近く要望に行くことや、鉄軌道や沖縄自動車道の北伸を求める意見もあった。

 意見交換には県連の知事選候補者選考委員会委員長を務める国場幸一氏(国場組会長)の他、県経済団体会議議長の石嶺伝一郎氏(沖縄電力会長)、県建設業協会会長の下地米蔵会長(大米建設会長)らが参加した。



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