融資保証詐欺で52万被害 名護市内、FAXで勧誘装う


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 本部署と県警捜査第2課は18日、名護市の40代自営業男性が融資を受けるための手数料、保証金名目に現金約52万円をだまし取られる特殊詐欺事件が発生したと発表した。

 県警によると今年4月中旬ごろ、男性が経営する本部町の土産品店に融資を勧誘するFAXが届いたという。FAXには「特別低金利で3千万円まで融資可能」などと記されていた。男性は5月に入り、FAXに記された番号に電話。電話相手の男は申込用紙と免許証のコピーをFAXで送信するよう求めたという。男性は指示に従い書類を送付し、契約手数料と保証料名目で県外の信用金庫口座に合計約52万円をインターネットバンキングで振り込んだという。