校歌探訪 石垣市立新川小学校


この記事を書いた人 Avatar photo 瀬底 正志郎

 かつて海が広がっていた場所に建つ石垣市立新川小学校。石垣小学校の過大規模校解消のため分離新設され、2年後には創立50年の節目を迎える。歴史を持つ新川と新興地区の新栄町や美崎町、浜崎町を校区に、一時は1200人ほどの児童を抱えるマンモス校だったが、真喜良小学校への分離を経て、現在は430人の児童が通う。
 市内の学校ではまれな3拍子で歌われる校歌には、海が間近にある立地から「美崎の浜を とびたつよ」(1番)、「沖からよせくる いそ波の」(3番)など、海を感じさせる歌詞がちりばめられる。佐事安弘校長は「海は世界に広がっている。世界に羽ばたく子に育ってほしいとの思いが込められているのでは」と話す。作詞・韋間れつ、作曲・糸洲長良。