今夏にジャカルタなどで開催される第18回アジア大会(8月18日~9月2日)のカヌースプリント競技男子カナディアンの日本代表に沖縄水産高校出身の當銘孝仁(大正大―新潟・三条市スポーツ協会)と大城海輝(鹿屋体育大―三重・四日市カヌー協会)が内定した。日本カヌー連盟が23日までに発表した。日本オリンピック委員会(JOC)の承認を経て正式に決まる。
當銘、大城の両選手ともアジア大会には前回の14年大会に出場した。今回、出場すれば2度目となり、2大会連続出場は県では初めてとなる。
2人ともアジア大会の選考会で基準タイムを突破し、各種レースでも上位に入っていたことなどから内定に至った。高校時代に2人を指導した平良祐喜教諭(沖縄水産高校)はアジア大会の成績は五輪出場につながるとした上で、「2人はリオ五輪に出られなくて悔しい思いをした。2020年の東京五輪出場のチャンスをしっかりとつかみ取ってほしい」とアジア大会での活躍に期待した。