高校水球の全国大会きららカップ2018は27日まで、山口県の山口きらら博記念公園水泳プールで行われ、那覇西高が9―3で鳥羽高(京都)を下し初優勝を飾った。
東海や関西地区の強豪など全国16チームがオープン参加した。昨年は5位だった那覇西高は、予選AコートのAグループで山口県選抜に15―4、Team FUKUI(福井)に16―0で勝利して首位でグループ戦を通過。同コート1位リーグは鳥取県選抜を15―3、長浜北星高(滋賀)を10―4で撃破した。決勝の鳥羽高戦では序盤にオールプレスによる奇襲を成功させて6点を先行し、最後は9―3で快勝した。全国大会で他を圧倒した優勝となり、昨年16強で終わった全国高校総体(8月)で飛躍が期待される。永井敦監督は「内容はともかく、勝ちにこだわって優勝できたのは良かった」と選手らの健闘をたたえた。