オキナワ日本ボリビア協会福祉部(安里ファウスト部長)主催の「第5回シニアのど自慢大会」が19日、ボリビアの同協会ホールで開かれた。66歳以上の16人が出場。「夫婦舟」や「愛燦燦(さんさん)」などを自慢ののどを披露し合った。会場では、手拍子のほか、出場者の家族がプラカードを掲げて声援を送り盛り上げた。
休憩時間には、第一日ボ校の子供たちが三線と琉球舞踊「マミドーマ」を披露し、会場は沖縄文化に包まれた。
順位は付けず、歌唱賞、熱演賞、特別賞、努力賞、連続賞などの各賞が参加者全員に贈られた。
初出場で最高齢の比嘉ナエさん(88)は「とても緊張した。来年も元気だったら出場したい」と話した。
審査委員長を務めたボリビア沖縄県人会の比嘉徹会長は「皆さん、日頃の練習を出し切ったと思う。年齢を感じさせない歌唱力だった。皆さんは移住地を支えてきた方々で移住地の宝物。いつまでも長生きしてもらいたい」と話した。
(安里玉元三奈美通信員)