社会

嘉手納所属F15が那覇南80キロで墜落 操縦士1人が脱出し救助

 11日午前6時半ごろ、沖縄県那覇市の南約80キロの海上に、米軍嘉手納基地所属のF15Cイーグル戦闘機が墜落した。嘉手納基地の第18航空団が発表した。乗っていたパイロット1人は脱出し、航空自衛隊那覇救難隊に救助された。命に別条はない。県内での米軍機墜落事故は、日本復帰後49件目。

 防衛省によると、墜落した機体を含め7機が訓練していた。沖縄防衛局は米軍に対し、原因究明や再発防止を申し入れた。

 小野寺五典防衛相は11日朝、記者の取材に対し「まずはパイロットの回復を祈る。今回の原因が何であったか、速やかに情報提供を求めたい。分かり次第関連自治体に報告したい」と述べた。

 翁長雄志知事は「事故が相次ぎ、解決しないまま新たにF15が落ちてしまった。子や孫に責任が持てない。こういう先進国はないのではないか。抗議すれば解決するのか。(政府は)当事者能力がない」と批判した。

 県基地対策課には11日朝、沖縄防衛局から「F15戦闘機から操縦士1人が緊急脱出した模様。詳細確認中」などとメールで連絡があった。

 11日は午前6時ごろから嘉手納飛行場のF15戦闘機複数が離陸する様子が確認されている。


米軍嘉手納飛行場を離陸するF15戦闘機=6月11日午前6時22分、米軍嘉手納基地