経済

「アリペイ」ゆいレールで導入 決済実験、中国人の利用増にらむ

「アリペイ」の改札利用実験が始まる沖縄都市モノレール

 金融サービスを手掛けるオリックスやIT企業のTISなどは22日から、沖縄県那覇市を走る沖縄都市モノレール(通称ゆいレール)の改札機で電子決済サービス「アリペイ」を利用可能にする実証実験を行う。中国を中心に普及しているアリペイを国内鉄軌道でも利用可能にし、外国人観光客の利便性向上につなげることなどが狙い。国内の鉄道改札機で海外の電子決済を使った実証実験を行うのは初めてという。

 アリペイはスマートフォンなどの端末でQRコードを読み込んで決済するサービス。商品の購入やタクシーの運賃支払いなど広く使われている。ゆいレールは改札でQRコードを活用しており、単線で他の鉄軌道と連結していないことから、実証実験を行いやすい環境にあると判断された。ゆいレール全15駅の改札機にアリペイを利用するためのシステムを組み入れて実験を進める。

 ゆいレールは外国の利用客が増加傾向にある一方で、乗車券の購入方法が分からずに券売機の前で立ち止まるケースが多く見られるという。アリペイを利用可能にすることで、ゆいレールの乗り降りがスムーズにできるようになり、乗客のストレス軽減や券売機前での混雑解消につなげる効果も期待される。

 実証実験は7月20日まで続けられ、成果や課題を検証しながら本格的な運用に向けて協議する。



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