「二度と起きないように」 59年前、米軍機墜落事故で亡くなった命に祈り 宮森小児童らが慰霊祭


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校内に設置された仲よし地蔵に千羽鶴と花を供える宮森小の生徒=29日午前8時27分ごろ、うるま市石川の宮森小

 【うるま】整備不良のジェット戦闘機が、うるま市石川(旧石川市)の住宅地や宮森小学校に墜落した石川・宮森ジェット機墜落事故から59年になるのを前に29日、同校の児童会が主催する慰霊祭が同校内で開かれた。児童ら約550人が参加した。

 児童の代表は事故で亡くなった18人の名が刻まれた慰霊碑「仲よし地蔵」に花と千羽鶴を手向けた。

 児童会の池宮城由奈(よちな)さん(11)は「このような悲惨な事故を2度と起こしてはいけない。後輩や知らない人に事故を語り継いでいきたい」と語った。【琉球新報電子版】