桑原 晶子 
沖縄気象台によると29日午前９時、フィリピンの東で台風７号が発生した。沖縄の南海上を発達しながら西北西へ進んでいる。沖縄本島地方は30日夜から風速15メートル以上の強風域となる見通し。７月１日朝から昼前にかけて台風が暴風域を伴いながら沖縄本島地方に最接近し、風速25メートル以上の暴風が吹く見込み。沖縄気象台は早めの台風対策を呼び掛けている。
29日午後９時現在、台風７号は沖縄の南海上にあり、ゆっくりとした速さで西北西へ進んでいる。中心気圧は９９８ヘクトパスカル、最大風速は18メートル。30日午後９時には中心気圧は９９０ヘクトパスカルに発達し、沖縄の南の海上を北北西に時速20キロで進む見込み。
30日に予想される最大風速は沖縄本島地方で18メートル、大東島地方と先島諸島では15メートルとなる見込み。海上はうねりを伴い、次第にしけて高波となる。沖縄本島地方は大潮の時期にあたるため、１日は高潮警報を発表する可能性もある。
沖縄気象台によると、沖縄地方では30日から７月１日にかけて、台風の影響で雷を伴う激しい雨が降る見込み。台風が最接近する１日は警報級の大雨となるおそれがあるとして、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水への注意を呼び掛けている。
詳細は気象庁ホームページへ https://www.jma.go.jp/jp/typh/1807.html
