【台風7号】沖縄本島1日夜のはじめごろから暴風 2日未明から明け方最大瞬間風速40メートルも


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台風7号の経路図(6月30日午後9時現在、気象庁のホームページより)

 台風7号は6月30日、沖縄の南海上を発達しながら北上している。沖縄本島地方は1日夜のはじめごろから暴風が吹き始め、2日未明から明け方にかけて最大風速30メートル、最大瞬間風速40メートルの暴風が吹くことが予想される。

 台風は1日夜遅くに暴風域を伴って沖縄本島地方へ最接近する見込み。沖縄気象台は30日午後10時6分、沖縄本島地方に波浪警報を発表した。暴風や高波への注意を呼び掛けている。

 気象庁によると、30日午後9時現在、台風7号は沖縄の南の海上を時速20キロで北西に進んでいる。中心気圧は992ヘクトパスカルで、最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートル。大東島地方では気圧の傾きで、30日午後0時51分に最大風速15メートルの強風が吹いた。

 沖縄地方全域の沿岸では、30日からうねりを伴い波が高くなっている。1日の沖縄本島地方の沿岸域では、8メートルの波が予想され、大しけとなる。本島地方では1日、台風の影響で1時間に70ミリの激しい雨が降る見込み。

1日午後6時までの24時間に予想される雨量は多いところで200ミリに達する可能性がある。【琉球新報電子版】