【大宜味】日本民藝協会のメンバー約40人は6月25日、沖縄県大宜味村喜如嘉の村立芭蕉布会館を訪れ、芭蕉布に使用される糸作りや機織りなどを体験した。
同協会は、24日に那覇市で全国大会を開いた。25日は大会参加者らが那覇市と読谷村で焼き物を見学するグループと、大宜味村での芭蕉布体験に分かれたバスツアーがあった。
芭蕉布会館を訪れたメンバーは繊維を裂き、つなぎ合わせる「糸作り」、布地を作る「機織り」を体験した。参加した浅井正次さん(51)=京都府=は「この難しい作業を経て、美しい芭蕉布が出来上がることを体感できて良かった」と話した。