空手演武で成功祈願 識名園 国際大会1カ月前で式典


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世界遺産・識名園の御殿を背景に技を披露する県空手道連合会の島袋善保会長=7日、那覇市

 8月1日の「第1回沖縄空手国際大会」開幕まで1カ月を切り、大会を盛り上げようと、同大会実行委員会(翁長雄志会長)は7日、那覇市の識名園で記念式典を開いた。沖縄が世界に誇る世界遺産の御殿を背に、沖縄空手4団体(全沖縄空手道連盟、県空手道連盟、沖縄空手・古武道連盟、県空手道連合会)の会長や顧問、相談役など8人が切れと迫力に満ちた演武を披露。大会の成功祈願に加え、空手発祥の地、沖縄から空手の魅力を国内外へ広く発信すると誓った。

 上地流拳誠会の道場に通う新里葵さん(9)は大先輩らの演武を見て「格好良かった」と目を輝かせた。瀬長琉邦君(12)は「空手は沖縄の誇り。国際大会が今から楽しみ」と声を弾ませた。