【宜野湾】宜野湾市の佐喜真淳市長が11月の県知事選に出馬した場合、年内に行われる宜野湾市長選に向け、市政野党と県政与党の議員らで構成する選考委員会が7日、市内で2回目の会合を開いた。候補者に宜野湾市区選出の新垣清涼氏(68)と宮城一郎氏(51)の両県議を含めた数人の名前が挙がった。選考委は7月中の候補者決定を目指している。
会合には市議会の各会派や政党、労組の代表ら14人の選考委員のうち、11人が参加した。各候補者には8日以降に、名前が挙がったことを伝達する。返答する時期を確認した上で、次回会合の日程を決める。
候補者の選考は、オスプレイの配備撤回、普天間飛行場の閉鎖・撤去、県内移設断念を政府に求めた「建白書」の精神を受け入れることを条件に据える。
市長選は佐喜真氏の知事選出馬の決断次第で実施の有無が決まり、日程は9月9日の市議選か11月18日の知事選のどちらかとの同日選が有力視されている。