旧駐機場使用に抗議 三連協「住民への裏切り」


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 【中部】沖縄市、嘉手納町、北谷町でつくる嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会(三連協、会長・桑江朝千夫沖縄市長)は5日、米軍嘉手納基地の旧海軍駐機場の使用禁止を求める抗議・要請文書を日米関係機関に郵送した。三連協は同基地所属のP8A対潜哨戒機が6月、旧海軍駐機場を使用していたことを受け「SACO合意を無視した米軍の運用は決して容認できるものではない」と強く抗議した。

 文書では、旧駐機場の使用がたびたび確認されていることを指摘し「負担軽減措置にも逆行するものであり、嘉手納基地周辺住民の期待を裏切るもの」と糾弾した。旧駐機場の使用禁止を求めたほか、使用した原因の究明、再発防止策も盛り込んだ。

 嘉手納基地の第18航空団や沖縄防衛局など、日米関係機関5カ所に郵送した。