JFL(日本フットボールリーグ)やJリーグ入りを目指し取り組む九州サッカーリーグの沖縄SV(エスファウ)は、創設4年目となる2019シーズンの新監督招聘(しょうへい)に向けたクラウドファンディングを13日開始した。同日、球団が発表した。元日本代表の高原直泰が代表・監督・選手を務めているが、監督などの三役をこなす業務は、立ち上げから3年をめどとしていた。現在九州リーグ前期を終えて首位争いをする中で、高原は来季からは選手に専念したい考え。体制の一層の強化を図る決断となった。
目標金額は300万円。高原は「上を目指す上で、どういう風にチームを強化していくのか。しっかり考えてチームづくりをしていける方に監督をお願いしたい」とコメントした。
地域密着型のチームを目指して創設されたSVは今季のリーグ開始から首位を独走したが、現在は勝ち点27で2位。首位のJ・FC MIYAZAKIとは勝ち点1の差につけている。
昨季は県社会人リーグ3部から1部に飛び級し、今季から九州リーグに参入。19シーズンのJFL昇格を狙い、九州リーグ1位通過と全国地域チャンピオンズリーグ2位以上を掲げている。
SVはこれまでも選手強化や育成目的でクラウドファンディングを実施し、377万9千円(363人)を調達した。今回の支援者には高原や選手がうるま市で農家と一緒に育て収穫したマンゴーなどを送る。
クラウドファンディングのURLはhttps://www.makuake.com/project/okinawasv2/