85歳の新垣さん、俊足巧打 ソフトボール 奮闘たたえ表彰 読谷村


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渡慶次ウラシマソフト愛好会の山城清春会長(右)からゴールデングラブ賞を贈られる新垣喜善さん=8日、読谷村の渡慶次運動広場

 【読谷】沖縄県読谷村渡慶次の新垣喜善(きよし)さん(85)が地域の「渡慶次ウラシマソフトボール愛好会」の主軸として活躍している。8日に読谷村の渡慶次運動広場であった66歳以上の選手が出場するハイシニア大会(県ソフトボール協会主催)の決勝戦でも1番レフトで出場し、打点を記録するなど平均年齢75歳のチームをけん引した。試合には敗れたものの、チームからは85歳以上の選手をたたえる「ゴールデングラブ賞」が新垣さんに贈られた。

 決勝戦では西原クラブと渡慶次ウラシマソフトボール愛好会がしのぎを削った。優勝した西原クラブは全国大会、渡慶次ウラシマは西日本大会に出場する。

 「体を動かすのが好き」という新垣さんは、地域にソフトボールチームがあったことがきっかけで、40代のころからソフトボールを始めた。

 新垣さんは「当初は70代前半まで続けられればと思っていた」と話すが、決勝戦では1番打者として4打数1安打1打点と存在感を示した。西原クラブの儀間真男監督は「85歳と聞いてびっくりした。戦力として大いに役割を果たしている」と舌を巻く。

 渡慶次ウラシマの与那覇清徳監督は「チーム全員が新垣さんを目標にしている。地域でも尊敬されているが、本人はとても謙虚な人だ。練習もグラウンドの整備も率先してやってくれる」とたたえる。同チームの山城清春会長も「新垣さんは足が速くて、かなわない。チームの柱となる存在でこれからも期待したい」と話す。

 元気の秘訣(ひけつ)を問われた新垣さんは「早寝早起きと、食べ物の好き嫌いをしないことだ。畑仕事もかな」と笑顔で答える。チームから贈られた賞に「素晴らしい賞をもらった。90歳まで頑張りたい」と意欲を見せた。