経済

沖縄―福島 定期直行便再開を 両県で連絡会設立

沖縄と福島の交流促進へ意見交換する「うつくしま・ちゅらしま交流・福島空港利用促進連絡会」設立総会=20日、那覇市の沖縄県庁

 沖縄と福島空港の定期直行便の復活を目指す「うつくしま・ちゅらしま交流・福島空港利用促進連絡会」の設立総会が20日、那覇市の沖縄県庁で開かれた。沖縄と福島の県担当者や航空、観光分野の関係者ら約50人が意見交換した。福島では沖縄への定期便を求める声が強く、交流の機会を増やして福島空港の活性化につなげたい狙いだ。

 連絡会は関係団体と情報の共有を進め、平和教育や震災教育の推進のほか、観光や特産品の販売など経済的な交流を促進する。航空会社など関係団体に定期便再開を求める行動も行う。沖縄県の嘉手苅孝夫文化観光スポーツ部長は「これまでの交流をさらに促進し、一致団結して両県の友情や交流が続く場にしたい」と話した。

 定期路線には沖縄からの利用者確保も課題になる。福島県観光交流局の宮村安治局長は「交流の積み重ねが路線再開につながる」と強調した。出席者からは「定期便の再開が必要」という意見が相次ぎ、航空会社の担当者は「ビジネスやどんな交流があるか、人の流れを見ながら検討したい」と述べた。

 設立総会で、連絡会の会長に福島県の須賀川商工会議所の渡邉達雄会頭、副会長に日本旅行業協会沖縄支部の與座嘉博支部長が選ばれた。