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棒術、母娘で世界制覇を 空手国際大会出場の山城さん

国際大会への意気込みをガッツポーズで表現する山城民子さん(左)と若菜さん=28日、健康福祉センターうるみん

 目指すは、沖縄県初の母娘で世界大会制覇―。8月1日に開幕する第1回沖縄空手国際大会(主催・同実行委員会、県、沖縄伝統空手道振興会)の棒術競技に、県代表として沖縄市の山城民子さん(64)と若菜さん(33)親子が出場する。それぞれ国際大会での優勝経験はあるが、2人同時の表彰台はまだ無い。28日、うるま市の健康福祉センターうるみんで最後の自主練習で汗を流した2人は「今年こそ長年の夢だった親子優勝を実現するぞ」と意気込んだ。

 沖縄発祥の競技で古武道の花形ともいわれる棒術は、北米や欧米諸国でも競技人口が多く、今大会でも激戦が予想される。民子さんはシニアの部、若菜さんは一般青年の部で頂点を目指す。

 民子さんは琉球古武術に魅せられ、23年前から少なくとも週2回は道場へ通い続ける。母のりりしく美しい姿に影響を受けた若菜さんも20年前に始めた。しかし、最近は仕事が忙しくなかなか十分な稽古ができていないという。

 「ずっと娘と親子同時優勝することを目標に頑張ってきた。今年は本気で狙っている」。民子さんは満面の笑みを浮かべ、第1回大会にかける思いを語る。若菜さんは稽古不足の懸念が若干残るも、持ち前のメンタルの強さと経験値を十分発揮できれば結果は残せるはずだと自信をのぞかせる。「母のためにも残り1週間、気を引き締め練習に打ち込みたい」。母娘は二人三脚で夢に向かい、修練を重ねる。
 (当銘千絵)